当たり前の法則 teary business 2004 7 3
私は、不思議に思っていたのです。
なぜ、経済が危機的状況にあるのに、何代も続けて、
経済に詳しくない総理大臣を選ぶのだろうか。
これが、不思議だったのですが、
友人が、こんなこと言っていました。
国民が経済に詳しくないから、経済に詳しくない総理大臣を選ぶ。
マスコミが経済に詳しくないから、経済に詳しくない総理大臣を選ぶ。
国会議員が経済に詳しくないから、経済に詳しくない総理大臣を選ぶ。
これを、「当たり前の法則」と呼ぶ。
経済が安定成長している間は、経済に詳しいことは要求されませんが、
経済が悪化している時は、経済に詳しい総理大臣を選ぶべきだったのです。
ところが、現実は、派閥の都合や権力闘争の結果、
経済に詳しくない総理大臣が、次々と誕生していたのです。
こういう状態ならば、当然、景気は悪くなります。
つまり、原因があって、結果があるのです。